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海外移住前に荷物を減らしすぎない|「現地で買えばいい」で困りやすいもの

こんな方におすすめ

  • 海外移住に向けて荷物整理を始めている人
  • 「必要な物は現地で買えばいい」と考えている人
  • 日本で使い慣れた物をどこまで持っていくか迷っている人

海外移住の準備を始めると、最初に考えることの一つが荷物です。

服。

靴。

パソコン。

日用品。

薬。

書類。

趣味用品。

気が付けば、日本で生活するためにかなり多くの物を持っています。

そこで海外移住を機会に、

「できるだけ捨てよう」

「スーツケース一つで行こう」

「必要になったら現地で買えばいい」

と考えることがあります。

確かに、家具付き物件へ住むのであれば、大型家具や家電まで日本から持っていく必要はほとんどありません。

海外でも生活用品は購入できます。

荷物が少なければ移動も楽です。

ただし、

「海外で買える」と「海外で簡単に同じ物が手に入る」は別です。

現地にあるけれど高い。

サイズが合わない。

品質が違う。

欲しい商品を探すのに時間がかかる。

渡航初日に必要なのに店が分からない。

こうしたことがあります。

さらに海外へ到着した直後は、

住居。

仕事。

通信。

買い物。

銀行。

交通。

など、覚えることが大量にあります。

その時期に日本で普通に使っていた物まで一から買い直すと、意外と負担になります。

今回は、海外移住前に荷物を減らすときに「これは現地購入でいい」と簡単に判断しない方がいい物について考えてみます。

毎日使う小物ほど「現地で買えばいい」が面倒になる

海外移住の荷物整理では、大きな物から考えがちです。

テレビ。

家具。

炊飯器。

掃除機。

こうした物は確かにかさばります。

一方で、渡航直後に困りやすいのは、むしろ細かな生活用品です。

例えば、

爪切り。

耳かき。

髭剃り用品。

歯ブラシ。

充電ケーブル。

延長コード。

小さなハサミ。

メガネ用品。

洗濯ネット。

常用している文房具。

こうした物です。

一つ一つは小さいので、日本から持って行っても荷物の負担にはそれほどなりません。

しかし現地でゼロから揃えようとすると、

「どこで売っているのか」

を探さなければなりません。

日本ならドラッグストアへ行けば簡単に買える物でも、海外では店の種類や商品の場所が分かりません。

さらに初日は、

SIMを用意する。

食事をする。

飲料水を買う。

部屋を確認する。

会社への行き方を調べる。

など、他にもやることがあります。

その状態で、

「爪切りがない」

「充電ケーブルが足りない」

「洗濯ネットを買わなければ」

と一つずつ探すのは地味に面倒です。

だから、

小さくて毎日使う物ほど、使い慣れたものを持っていく

という考え方があります。

荷物を減らすなら、体積の大きな物から考えた方が効率的です。

薬や身体に直接使う物は「いつもの物」を少し残しておく

海外にも薬局があります。

シャンプーもあります。

歯磨き粉もあります。

スキンケア用品もあります。

ただ、身体に直接使う物は、

「売っているから問題ない」

とは限りません。

例えば、

常用している市販薬。

胃腸薬。

目薬。

絆創膏。

肌に合うスキンケア用品。

使い慣れたシャンプー。

コンタクト関連用品。

こうした物です。

海外の商品は、

成分。

香り。

使用感。

容量。

説明表記。

などが日本の商品と異なります。

移住後に時間をかけて自分に合う商品を見つければ問題ありません。

しかし、到着初日からそれをする必要はありません。

最低でも、

最初の数週間を生活できる量

を持っていくと安心です。

特に普段から継続して使っている医薬品については、自己判断で大量に持ち込むのではなく、

渡航先の持ち込みルールや必要書類を事前に確認する必要があります。

ここで重要なのは、

「一生分を日本から持っていく」

ことではありません。

現地生活へ慣れるまでの橋渡しとして、使い慣れた物を確保しておくことです。

パソコン周辺機器は現地調達すると意外と余計な出費になる

海外で仕事をする人にとって、パソコン関係はかなり重要です。

例えば、

ノートPC。

マウス。

イヤホン。

ヘッドセット。

Webカメラ。

USBケーブル。

充電器。

モバイルバッテリー。

変換アダプター。

外付けSSD。

こうした物です。

一つずつは大きくありません。

しかし現地で全部買い直すと、それなりの金額になります。

特に、

「家に二つあるから一つ処分しよう」

と日本で減らした結果、

現地で結局もう一つ買う。

となると、節約したつもりが逆に出費になります。

さらに仕事で使う物は、単純に安ければいいとも限りません。

マウスの形。

イヤホンの装着感。

キーボード。

ヘッドセットのマイク。

こうした部分は、長時間使うほど差が出ます。

海外移住直後から在宅勤務やオンライン作業をする可能性があるなら、

仕事開始初日から必要な物は日本で揃えておく

方が効率的です。

もちろんコンセント形状や電圧など、渡航先に合わせた確認は必要です。

大型モニターなどまで持っていく必要はなくても、手のひらサイズの周辺機器まで全部現地購入にする必要はありません。

服は「少なくする」より現地で買いやすいかを考える

海外移住では、

「服は現地で安く買える」

という話もよくあります。

確かに国によっては日本より安く購入できます。

しかし服は価格だけで決まりません。

サイズ。

着心地。

素材。

デザイン。

仕事で着られるか。

自分の体型に合うか。

こうした問題があります。

例えば、

Tシャツは簡単に買える。

しかし仕事用のパンツは気に入る物がなかなか見つからない。

靴のサイズが少ない。

下着のフィット感が違う。

ということもあります。

特に海外勤務を始める場合、

仕事初日から必要になる服は先に用意しておいた方が安心です。

シャツ。

パンツ。

靴。

ベルト。

インナー。

こうしたものを、

「到着してから買おう」

とすると、渡航直後にショッピングモールを回ることになります。

また気候が暑い国だからといって、

夏服だけで十分とも限りません。

オフィス。

ショッピングモール。

公共交通。

などで冷房が強いこともあります。

そのため薄手の羽織物など、温度差への対応も考えておきたいところです。

服については、

大量に持っていく必要はありません。

ただ、

到着してすぐ1〜2週間普通に生活できる組み合わせ

は残しておく。

これだけでも現地での買い物をかなり減らせます。

「なくても生きられる物」と「なくなると生活が面倒な物」を分ける

海外移住の荷物整理で便利なのが、

物を、

必要。

不要。

の二択にしないことです。

例えば次のように分けます。

必ず持っていく物

  • パスポート
  • 重要書類
  • パソコン
  • スマートフォン
  • 仕事に必要な物
  • 普段使用している眼鏡など

最初の生活を楽にする物

  • 常用している日用品
  • 小型の生活用品
  • 最低限の薬
  • 充電器
  • 仕事用の服
  • 使い慣れたPC周辺機器

現地で買えばいい物

  • 洗剤
  • ハンガー
  • ゴミ箱
  • 食器
  • タオルの追加分
  • 大型の日用品

なくても困らない物

  • 長期間使っていない服
  • 重複している家電
  • 大量の本
  • 使っていない趣味用品
  • 「いつか使うかもしれない物」

このように考えると、極端に減らす必要がなくなります。

海外移住では、

荷物の少なさを競う必要はありません。

スーツケース一つで行くこと自体が目的ではないからです。

重要なのは、

運ぶコスト。

現地で買い直すコスト。

探す時間。

生活上の不便。

この4つを比較することです。

100グラムの充電ケーブルを日本に置いていき、現地で買い直す。

これは荷物を減らしたことにはなりますが、生活全体では効率が悪い可能性があります。

逆に大きな調理器具を無理に持っていく必要もありません。

「現地で買えるか」ではなく、

「わざわざ現地で探す価値があるか」

で判断すると荷造りがしやすくなります。

まとめ|海外移住の荷造りは「最小化」より最初の生活を止めないことを優先する

海外へ出ることをきっかけに物を減らすのは、生活を整理する良い機会です。

ただし、減らせるだけ減らせば正解というものでもありません。

渡航してすぐ必要になる物まで処分すると、現地到着後に同じような商品を探し、時間とお金を使って買い直すことになります。

そこで基準にしたいのは、

「持って行けるか」

ではなく、

「到着してからすぐ必要になるか」。

そして、

「現地で簡単に代替できるか」。

この二つです。

海外生活が落ち着けば、現地の商品にも慣れていきます。

お気に入りの店も見つかります。

何が安く、何が高いかも分かります。

その段階から少しずつ現地調達へ切り替えれば十分です。

出発時点ですべてを海外仕様へ変える必要はありません。

最初の数週間を余計な買い物なしで動ける程度に、日本で使い慣れた生活を少しだけ持っていく。

そのくらいの荷物の残し方が、海外移住直後の負担を減らしてくれます。

 

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